伊丹様、

> いろいろ興味深い事実が浮かびあがってきてわくわくします。

カラーチェについては、兄弟のこと、引越しが多いこと、独創的な楽器のスタイル、
いろいろ興味深いですね。

> 〇〇さんが知っておられる他のニコラは別のデザインの絵が入っているものも
> あるのでしょうか。

私は、ニコラ単独の楽器は伊丹さんの楽器を見たのが初めてで、
その存在を知って驚いているところです。
そのへんについてはやはりたくさんの楽器を扱っている楽器やさんの方が
詳しいと思われます。

前にも書きましたが、従来からニコラと呼ばれているのは
”NICOLA e RAFFAELE CALACE fu ANTONIO”の1900年以前のものばかりで、
それらのデザインは、その時代の典型的なスタイルです。

> ところで、私のHPの管理者の方が、〇〇〇の〇〇さんと以前にこの楽器のことで
> メールをやりとりしていたのですが、何と1908年のニコラ・カラーチェも
> あるそうですね。

それはまた興味深いですね。
こんど彼にくわしい事を聞いてみます。
そのときの住所が判れば、別々に工房を構えていたかどうかハッキリします。

構造とデザインのほぼ同じ3台の楽器。
同じ職人が造ったとしか考えようが無いけれど、異なるラベルが貼られている。
カラーチェ家のお家騒動を裏付ける鍵になるかも・・・・